ホタルガ標本写真館
ホタルガ
Pidorus atratus Butler, 1877

 |
千葉県産 |
分布:北海道、本州、四国、九州、対馬、沖縄諸島、沖縄本島。
開張:45〜60mm。
生態:通常年2回、6月〜7月と8月〜9月に見られる。寒冷地では年1回の発生。成虫は樹林周辺や林内の空間に見られ、昼間活動する。
食草:ツバキ科のヒサカキ、サカキ、ハマヒサカキ、ニシキギ科のマサキ。
触角は櫛歯状。頭部は赤い。それ以外の胴と翅はつや消しの黒で、前翅の先端近くに斜めに走る白い帯がある。
成虫の出現は初夏と初秋。平地から山地にかけて出現する。昼間に飛ぶ蛾で、森林域の木陰をひらひらと飛ぶのがよく見かけられる。植栽されたサカキなどを食べるため、住宅街でもよく見かける。
|