ホタルガ標本写真館

オキナワルリチラシ [八重山亜種]

Eterusia aedea okinawana Matsumura, 1931

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石垣島産 ♀
 
分布:八重山諸島。

開張:60〜70mm。

生態:年1回の発生。8月〜9月に見られる。成虫は樹林周辺や林内の空間に見られ、昼間活動する。

食草:ツバキ科のヒサカキ、ツバキ。

 マダラガ科のホタルガ亜科に属する仲間。本州から南西諸島まで広く分布している種で、八重山諸島に分布する亜種。前翅と後翅や頭胸部、脚に見る方向によって緑から瑠璃色に変化する金属光沢がある。八重山産亜種は前後翅のほぼ全部が光り輝く。日本産の蛾としてはサツマニシキと並ぶ美しい蛾だ。色彩は分布する地域により異なり、国内の個体群は8つの亜種に分けられている。