ホタルガ標本写真館
サツマニシキ八重山亜種
Erasmia pulchella sakishimana Inoue, 1976
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石垣島産 ♀ |
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分布:八重山諸島。
開張:70〜80mm。
生態:年3回程度の発生。5月〜10月に見られるようだ。成虫は樹林周辺や林内の空間に見られ、午後活発に飛翔する。
食草:ヤマモガシ科、ブナ科、トウグサ科など。
マダラガ科のホタルガ亜科に属する仲間。翅がルリ色に輝き,前翅に赤色の帯のある美しいガの仲間。昼飛性で天敵に襲われると胸部から悪臭のある体液を出す。幼虫ははヤマモガシなどを食べるが、この植物は鳥が嫌う忌避物質が入っているようで捕食されることは少ないようだ。
温暖地の蛾で,本州の紀伊半島から南に分布する。本州,四国,九州のものは後翅の白色部が狭く,もっとも暗い色をしていて,沖縄本島のものは白色部が拡大される。屋久島と種子島のものはその中間的な色彩。日本産は4つの亜種に分けられている。
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