国産カブトムシ標本写真館
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分布：本州以南から熊毛諸島まで。北海道と沖縄本島は自然分布ではない。
生態：6〜8月に出現する。樹液や熟果に集まり、灯火にも飛来する。幼虫は堆肥や腐葉土中に見られる。
夏の樹液に集まる昆虫で良く見られるおなじみの種。体の色は黒から赤みの強いものまで見られる。大型の雄は樹液が良く出る場所を占有し、同種の雄やクワガタを角を使って追い払う。雌が樹液にやってくるとメスを守り交尾を行う。子供でも良く知っている人気のある昆虫の一つだ。
幼虫は畑の堆肥や林内の腐葉土、朽木中に見られる。販売目的で飼育されているカブトムシも多く、北海道にいるカブトムシはそのような個体が逃げて野生化したもの。
山梨でも良く見られる種類で、オオクワガタなどを探しに行くと普通に見られる種類。8月に入ってから個体数が増えるようで、どこの樹液でも普通に見られる。