国産コガネムシ標本写真館

ヒメセスジカクマグソコガネ

Rlhyparus helophoroides Faimaire,1893

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奄美大島産


分布:
本州、伊豆諸島(三宅島)、四国、九州、熊毛諸島(口永良部島、屋久島)、トカラ列島(諏訪之瀬島、中之島、宝島)、奄美諸島(奄美大島、徳之島、沖永良部島)、沖縄諸島(伊平屋島、沖縄本島)、八重山諸島(石垣島、西表島、波照間島)

体長:3.5〜4.0mm

雌雄の区別:♂の前脛節の外歯は小さく、中、後脛節先端の内側は突出する。

生態:成虫は初夏から盛夏に見られ、灯火で観察される事が多い。

 セスジカクマグソコガネと良く似た種で、より小型だが混同されることも多い。生態は良くわかっていないが、灯火で採集されることが多い。南西諸島には広く分布するが、セスジカクマグソコガネより暖地性の種のようで、本州の分布は極めて局地的。