国産コガネムシ標本写真館

コマグソコガネ

Aphodius (Phaeaphodius) pusillis (Herbst,1789)

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左右とも千葉県産


分布:
北海道、本州、四国、九州、伊豆諸島、壱岐

体長:2.6〜4.5mm

雌雄の区別:外観からは区別できない。交尾器で区別する。

生態:成虫は本州中部では早春から晩秋まで見られ、春季に個体数が多くなる。放牧地や河川敷などの日当たりがいい場所を好み、各種獣糞に集まる。

 春によく見られる種で、関東の平野部では河川敷などの日当たりが良い場所の犬の糞によく見られる。
 体の色は変化があり、褐色がかった個体が多い。小型で目立たない種だが、春の天気がよい日に、河川敷の草地などを良く飛翔している。