国産コガネムシ標本写真館

オオフタホシマグソコガネ

Aphodius (Aphodius) elegans Allibert,1847

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左♂ 右♀ ともに静岡県産


分布:北海道、本州、四国、九州、伊豆諸島、佐渡、壱岐、対馬、五島列島、南西諸島(奄美大島以北)

体長:11.0〜13.5mm

雌雄の区別:♂は頭部前方に角を持つ。また、前脛節端棘は幅広く、先端は裁断状。

生態:成虫は平地から低山地の日当たりが良い草地を好み、春と秋に個体数が多くなる。

 黒い色が多い糞虫の中では、黄色い上翅が印象的な種だ。他に間違えるような種は無いため、大型の黒紋を持った黄色いマグソコガネはこの種になる。
 山地には分布しない種で、平地から低山地に分布している。真夏はほとんど見られなくなり、春と秋に多い。夏は幼虫期間で、成虫越冬する種なんだろう。