国産コガネムシ標本写真館

オオツヤマグソコガネ

Aphodius (Acrossus) rufipes (Linnaeus,1758)

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左右とも長野県産


分布:
本州、対馬

体長:9.5〜13.0mm

雌雄の区別:♂の前脛節端棘は幅広く、先端は外側に曲がる。

生態:成虫は夏から初秋まで活動し、放牧地の牛糞に多く見られる。高原の放牧場に多い。

 体には艶があり、やや大型のマグソコガネ。本州中部の山地帯に分布する種で、生息範囲は狭いが、生息地の個体数は多い。
 清里近辺は牧場が多く、色々な糞虫が見られる。大型の糞虫はミヤマダイコクコガネが多いが、マグソコガネの中ではこの種が一番多い。真夏から秋に現れる種だが、大型でツヤがあるため、他の種と区別はつきやすい。