国産コガネムシ標本写真館

ヤエヤマアカマダラセンチコガネ

Ochodaeus interruptus interruptus Y.Kurosawa,1968

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共に石垣島産


分布:
八重山諸島(石垣島、竹富島、西表島)

体長:6.0〜12.0mm

雌雄の区別:外観からの区別は難しい。交尾器で区別する。

生態:成虫は冬季から春季に活動し、日中林内の低い位置を活発に飛翔する。幼虫の食性などは不明。

 八重山諸島に分布するオキナワアカマダラセンチコガネの原名亜種。沖縄本島以北の南西諸島には別亜種が分布している。
 冬から春に活動する変わった仲間。海岸付近の林から、オモト岳やバンナ岳のような山地まで広く分布している。日中活発に飛翔するが、飛んでいる姿はアブとよく間違える。飛んでいる個体を探してもあまり目に付かないが、FITなどのトラップをかけると以外に多くの個体が採集できる事がある。