国産コガネムシ標本写真館

コアオハナムグリ

Gametis jucunda (Faldermann,1835)

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山梨県産

分布:北海道、本州、飛島、粟島、佐渡島、隠岐諸島、伊豆諸島(大島、新島、利島、式根島、神津島、三宅島、八丈島、青ヶ島)、四国、九州、五島列島、壱岐、対馬、甑島列島、熊毛諸島(種子島、屋久島)

体長:12.6〜15.2mm

生態:4〜9月に出現し、各種の花に飛来する。

 平地から山地まで広く分布する。春と秋に個体数が多くなる。
 体色に変化があり、緑の個体が多いが赤の個体も見られる。春早くから花上で見られる種で、ハルジオンやヒメジオンの花に止まっている姿は可愛らしい。
 本州南西部から熊毛諸島まで良く似た別種のアオヒメハナムグリと分布が重なるが、アオヒメハナムグリは腹部が鮮やかな赤から緑の金属光沢があるが、コアオハナムグリは黒い。