国産コガネムシ標本写真館
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分布：北海道、本州、佐渡島、伊豆諸島（新島）、四国、九州、対馬、甑島列島、熊毛諸島（種子島、屋久島）
体長：25.6〜32.6mm
生態：7〜8月に出現し、樹液や熟果に集まる。
盛夏に樹液に集まる種で、カナブンよりやや遅れて現れる。高標高地や寒冷地には分布しない種で、関東以西では普通に見られる。
黒一色の体だが、光沢がありきれいな種類だ。アオカナブンは青一色だが、クロカナブンは黒一色でともに光沢があリ、標本にしてみるときれいな種類だ。カナブンやアオカナブンよりやや大型になる。
この種も野外で幼虫は見つかっていない。飼育すると腐葉土食で、幼虫期間は２年になる。