国産コガネムシ標本写真館

シラホシハナムグリ

Protaetia (Liocola) brevitarsis brevitarsis (Lewis,1879)

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愛知県産

分布:北海道、本州、飛島、粟島、佐渡島、隠岐諸島、四国、九州、五島列島、甑島列島、熊毛諸島(種子島、屋久島)

体長:20.1〜25.6mm

生態:5〜9月に出現し、樹液や熟果に集まる。花にはほとんど来ない。

 シラホシハナムグリの原名亜種。シロテンハナムグリと良く似ていて、混同されることが多い。より小型であること、白紋の出方、頭部前縁の形で判断できる。
 東日本ではあまり多い種ではないが、西日本ではシロテンハナムグリより優勢になっている地域が多いようだ。シロテンハナムグリは花に来ている個体を見かけることが多いが、シラホシハナムグリは樹液に訪れる種で、花に訪れることは稀。
 暖地性の種であるにもかかわらず、北海道にも記録があるが本当に北海道に分布しているのだろうか。