国産コガネムシ標本写真館

ヤマトアオドウガネ 

Anomala japonica Arrow,1913

戻る

神津島産

分布:本州、飛島、猿島、粟島、佐渡島、隠岐諸島、伊豆諸島(大島、利島、新島、式根島、神津島、三宅島、八丈島、八丈小島、青ヶ島)、小笠原諸島、四国、九州、五島列島、男女群島、甑島列島、屋久島

体長:17.0〜26.0mm

生態:6〜8月に出現し、日中は葉上に見られる。夜間灯火にもよく飛来する。

 関東などに古くから分布している種で、近年アオドウガネの分布域北上に伴い少なくなってきた。伊豆諸島では優占種で、アオドウガネはまだ分布していないようだ。
 日中は葉上で葉を食べているが、夕方から夜間に活発に活動し、灯火にも良く飛来する。アオドウガネに似るが、光沢に深みが無く、体型は細長く、頭部はより小さい。アオドウガネと良く似た種だが、ドウガネブイブイの方がより近い種のようだ。