国産蝶類標本写真館
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| 対馬産 ♂表面 |
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| 対馬産 ♂裏面 |
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| 福岡県産 ♀表面 |
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| 福岡県産 ♀裏面 |
分布：本州、四国、九州、壱岐、対馬、屋久島
生態：暖地では年2回、6月から9月に見られる。寒冷地では年1回、6月から7月に見られる。疎林や乾性草原などの明るい環境に多く、緩やかに飛翔しオカトラノオなどの花に飛来する。
食草：ササクサなどのイネ科
ヒメウラナミジャノメとよく似た種だが、後翅の眼状紋が3個で区別できる。よく似た種だが、ウラナミジャノメのほうが分布は局限される。本州の分布も関東西部以西。
本州ではその生息地は極めて局地的で、各地で減少が著しい。各地に普通にいるヒメウラナミジャノメと違い、棲息できるための条件がかなり異なっているようで、ヒメウラナミジャノメとは時期や棲息場所で住み分けをしているようだ。
河川敷や雑木林の周辺、水田の畦、果樹園といった場所にも生息しているが、本来は湿地、崖、岩場のような、樹林になりにくい不安定な環境に生息する種類のようだ。