国産蝶類標本写真館
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| 福島県産♂ 表面 |
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| 福島県産♂ 裏面 |
分布：北海道、本州、四国、九州、対馬
生態：年1回、6月下旬から7月中旬に発生する。寒冷地では7月下旬から8月上旬に見られる。成虫は広葉樹林の林間や周辺に多く見られ、♂は湿地で吸水したり、汚物に集まる。♂♀ともにイケマ、ウツギ、アザミなどの花に飛来する。
食草：ウコギ科のハリギリ
本州中部では山地帯にいる大型のセセリチョウ。本州ではアオバセセリと並んで最大級のセセリチョウ。北海道では平地でも普通に見られるが、西日本では山地性の稀な種になる。
この種は寒冷地のほうが分布しやすいようで、北海道から本州中部の山地帯には比較的多い。本州中部や北海道では発生時期になると発生地近くのイケマに多数の個体が群がって吸蜜ししている個体を見ることができる。体が太くて毛深いため、知らない人には蛾にしか見えないだろうな。