国産蝶類標本写真館

タイワンシロチョウ 

Appias lyncida

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与那国島産♂ 表面
与那国島産♂ 裏面
与那国島産♀ 表面
与那国島産♀ 裏面

分布:八重山諸島。

生態:多化性、八重山諸島では春から秋まで見られる。成虫は海岸近くの樹林などの周辺を敏速に飛翔し、各種の花で吸蜜する。

食草:ギョボク

 アジアやアフリカに多いトガリシロチョウの仲間。やや大型の蝶で飛翔力は強い。
 以前は与那国島のみで採集されていたが、近年は石垣島や西表島でも通年見られるようで、石垣島や西表島でも土着したようだ。
 低温の時期に発生する個体は白みが強く、高温の時期の個体は黒味が強くなる。とても敏感な種で、花に止まったかと思えばすぐ飛び立って次の花に行ってしまう。