国産蝶類標本写真館
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| 千葉県産 表面 |
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| 千葉県産 裏面 |
分布：北海道、本州、四国、九州、南西諸島。
生態：多化性で5月から現れる。南西諸島では一年中成虫が見られる。成虫は田畑周辺や堤防、土手などの明るい環境に多く生息し、各種の花で吸蜜する。飛び方は早く、人の気配には敏感。
食草：ヨモギ、ゴボウ、ヤグルマギク、ハハコグサなど。
国内各地に分布が広いが、寒冷地では春に見られる成虫はきわめて少ない。低温には強い種ではないため、越冬できずにほとんどの個体が死亡しているようだ。
アカタテハと並んで普通に見られる蝶だが、個体数はアカタテハより少ない。東京でも秋になると多くなる蝶で、草地などでは普通に見られるようになる。飛翔は早く結構敏感な蝶で、人が近づくとすぐに飛立ってしまう。