国産ハンミョウ標本写真館

イカリモンハンミョウ
Abroscelis anchoralis punctatissima

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分布:本州(石川県),九州沿岸,種子島

体長:12〜15 mm

生態:5〜7月。遠浅の海岸で砂の細かい波打ち際に生息し、打ち上げられた海岸動物を食べる。

 このハンミョウは綺麗な砂浜がないと生息できない。また砂浜だけでなく波打ち際から数十mほどに砂丘のような場所があり、さらに砂丘にはコウボウギなどの海浜性の植物が生育していることなどが分布できる条件のようだ。そのため、海岸の開発や侵食などの影響を大きく受けるため、生息地が少なくなっている。この種の保護には海岸の環境の保護などの対策が必要だろう。

種子島産 左♂ 右♀