国産ハンミョウ標本写真館

マガタマハンミョウ
Cylindera ovipennis

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分布:北海道,本州(中部以北),佐渡ヶ島

体長:14〜15 mm

生態:山地性で林内の粘土質の林道など、湿度が保たれた比較的暗い環境に見られる。後翅が退化しているため飛ぶことができない。本州北部から中部の日本海側に分布の中心がある。

 鞘翅が卵形のハンミョウで、鞘翅の中央に名前の由来になった黄色の勾玉(まがたま)紋がある。北海道南部と本州中部以北、佐渡島に分布し、本州では多雪地帯のブナ帯に分布の中心がある。
 下草の無い地表に現れることが多く、走り回っている。早春から夏期に出現し、時に群生する。
左 秋田県産♂ 右 群馬県産♀