国産ハンミョウ標本写真館

ヤエヤマクビナガハンミョウ
Neocollyris loochooensis

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分布:石垣島・西表島・与那国島

体長:10〜13 mm

生態:5〜6月の短い間だけに現れる。薄暗く、木漏れ日が射す程度の薄暗い森に住み、林道脇などのクワズイモやゲットウの葉上に見られ、葉上を素早く歩き回り飛び回る。

 見た目はハンミョウらしくないハンミョウだが、れっきとしたハンミョウの仲間。初夏の短い間だけ現れる。成虫の見た目も変わっているが、幼虫の習性も変わっていて小枝に営巣するという変わった習性を持っている。
 日本では見慣れないハンミョウだが、この仲間は東南アジアに100種以上を産し、東南アジアの地域を代表するハンミョウの一群。
石垣島産