国産オトシブミ標本写真館

ドロハマキチョッキリ
Byctiscus (Byctiscus) puberulus

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分布:
北海道,本州,四国,九州

ホスト:イタドリ,ヤマブドウ,サルナシ,マンサク,ヤマハンノキ,ドロノキ,コナラ,ブナ,ハリギリ,イロハカエデ,ウリハダカエデ

体長:5.0〜7.0mm

生態:年1回春に出現する。成虫越冬で揺籃を作る。山地では普通種。出現初期にはマンサクやカエデ類を巻き,5月中旬頃からはもっぱらイタドリを巻く。
 東日本では金属光沢を持った緑色,関東の一部では濃青色。西日本では上翅に1対ないし2対のかなりはっきりした赤色紋をもち、以前はベニホシハマキチョッキリとして分けられていた。中部地方北部山間部では緑色型と赤色紋型が混棲する。
♂ 東京都産
♂ 東京都産
♀ 東京都産