国産オトシブミ標本写真館

オトシブミ
Apoderus (Apoderus) jekelii

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分布:
北海道,本州,四国,九州

ホスト:クリ,コナラ,ミズナラ,ヤシャブシ,ヤマハンノキ,ハシバミ,ダケカンバ

体長:♂8.0〜10.0mm、♀7.0〜9.0mm

生態:成虫は初夏に現れ、両裁型揺籃,片裁型揺籃と言われる揺籃を作る。揺籃を切り落とすものと落とさないものとがいる。
 普通に見られる種で、生体は鮮やかな赤褐色(標本にすると褐色),他はやや光沢のある黒色。上翅は黒化することがある。また、前胸が赤色の個体もいる。最も大型の種で色彩も鮮やかなのでよく目立つ.オスの後頭部は長い円錐状をしており,丸く短くくびれるメスとははっきりと異なる.前胸は前方に丸く細まる。


山形県産