国産クワガタ生体写真館

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オガサワラチビクワガタ 母島産

 小笠原諸島に広く分布している種で、チビクワガタの仲間の中では大型の種類になる。体が大きいためか前胸背の横幅が大きく、がっしりした印象がある。小笠原諸島の各島に広く分布しているようで、ほとんどの島から記録がある。
 成虫は肉食性が強く、同種の個体と共食いする事があり、他の種の幼虫なども食べてしまうようだ。その割に同じ種の幼虫は食べないようだ。雌雄の判別が難しく、慣れないとなかなか区別できない。腹部に比べて頭部が大きいのが♂だ。