国産クワガタ生体写真館

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ツシマヒラタクワガタ 対馬厳原産

 ヒラタクワガタの仲間だが、大顎が長く本州のヒラタクワガタとは一見して区別が付く。近年になって同じように大顎がのびるゴトウヒラタとイキヒラタが記載された。ツシマヒラタを含めた3つの亜種は互いによく似ていて区別が付きにくい。
 国内に分布するクワガタでは最も大型になる種で、大型の個体は80mmを越える。細身の体をしているため、重量感ではアマミヒラタやトクノシマヒラタに負けるが、大型個体の迫力は十分に持っている。一見するとパラワンヒラタの小型個体と間違えそうだが、頭楯の形が違うため区別が付く。