国産カブトムシ標本写真館 
 
      コカブト 
Eophileurus chinensis  
  
 
  左♂ 右♀ 共に兵庫県産
  
    
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      分布:北海道から南西諸島まで広く分布する。南西諸島に分布する個体群は別亜種とされている。 
 
生態:4〜10月に見られる。朽木や腐葉土で見られ、灯火にも飛来する。 
 
 朽木で見かけることが多いが、灯火に飛来している個体を見ることも多い。幼虫は朽木や腐葉土中に見られる。肉食性が強いようで、コガネムシやクワガタの幼虫がいると食べられてしまう。暖地では年に2回発生しているようで幼虫期間は短く3月程度で羽化する。 
 まとまって採集されることはあまりないが良く探せば身近にもいる昆虫で、公園の木の洞の中にいたりする。飼育も簡単で、カブトムシ用のマットで羽化する。 
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