国産コガネムシ標本写真館
スズキコエンマコガネ
Caccobius suzukii Matsumura,1936

左♂ 右♀ ともに長野県産
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分布:本州中部
体長:5.5.〜7.5mm
雌雄の区別:♂は頭部に角を1本備え、前胸背板中央が窪む。
生態:成虫は初夏から晩夏まで見られる。山地の林内の獣糞や放牧地に見られる。
糞虫の仲間はいくつかのグループに分けられるが、この種は小型の種類が多いコエンマコガネの仲間に分けられている。
♂は頭部に角があり、♀にはない。本州中部の山地帯の牧場などに多く、平野部には分布しない。牛糞の下でもよく見られるが、動きが鈍いのと糞にまみれているため見つけにくい。
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