国産蝶類標本写真館
ベニモンアゲハ
Pachliopta aristolochiae

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宮古島産♂ 表面 |
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宮古島産♂ 裏面 |
分布:奄美大島以南の南西諸島
生態:多化性で、八重山諸島では通年発生している。成虫は林縁や林の陽だまりを緩やかに飛び、各種の花で吸蜜する。
食草:コウシュンウマノスズクサ、リュウキュウウマノスズクサ。飼育ではウマノスズクサでも生育する。
ベニモンアゲハは幼虫時の食草であるウマノスズクサ類からアルカロイドを取りこんで毒化し、敵から身を守る。ベニモンアゲハの鮮やかな体色は、毒を持つことを周囲に示す警戒色。シロオビアゲハの赤班型はこの蝶に擬態している。
もとは国内には分布しておらず、、南方からきた迷蝶として八重山諸島で時々記録されていた。1968年(昭和43年)ごろから八重山諸島に土着し始め、1972年(昭和47年)頃には宮古諸島、20世紀末に沖縄本島、21世紀初頭の時点では奄美群島まで分布を広げている。
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