国産蝶類標本写真館
エゾヒメギフチョウ
Luehdorfia puziloi yessoensis

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北海道北見市産 ♂ |
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北海道北見市産 ♂裏面 |
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北海道北見市産 ♀ |
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北海道北見市産 ♀裏面 |
分布:北海道(中部から東部)。
生態:年1回の発生。4月から6月に発生する。発生時期はソメイヨシノの開花の時期とほぼ一致する。春に孵化した幼虫は初夏の頃に蛹化し、翌年の春に羽化する。
食草:オクエゾサイシン。
北海道の亜種は前翅下側付け根から1本目の黒色帯が本州亜種より発達して幅が広く、上側の2本の黒色帯と接続して"Y"字形になることが多い。また後翅表面外縁の青色円状斑を含む広い黒色帯の内側に本州亜種にあるような赤色帯がほとんどなくなりその部分は黒色鱗が発達するため、本州亜種が後翅が明るいオレンジ色っぽい感じを受けるのに対し、北海道亜種では暗い感じを受ける。さらに尾状突起が本州亜種に比べて短い。
ギフチョウの仲間は交尾すると♂が♀の交尾器に他の♂と交尾できないように受胎嚢を分泌物で作って付ける。♀は羽化後すぐに交尾することが多いため、受胎嚢があるのは♀であることがほとんど。
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