国産蝶類標本写真館
ウスバシロチョウ
Parnassius glacialis

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山梨県産♂ 表面 |
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山梨県産♂ 裏面 |
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山梨県産♀ 表面 |
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山梨県産♀ 裏面 |
分布:北海道、本州、四国。北海道は南部に多く、関東南部の平野部には分布しない。
生態:年1回の発生。暖地では4月下旬から、寒冷地では6月中旬から7月に発生する。成虫は林縁や河原などの日当たりがいい場所を好む。
食草:ムラサキケマン、北海道ではエゾエンゴサク。
見た目はシロチョウの仲間に見えるが、アゲハチョウの仲間。氷河時代の生き残りの種と言われていて、活動期に産卵された卵はそのまま夏から冬を越し、翌年早春に孵化する。孵化した幼虫は食草を食べ、2月程度で蛹化する。
見た目はシロチョウだが、成虫が飛んでいる環境もシロチョウが好む環境とほとんど一緒だ。春やや遅くなってから現れるが、スジグロシロチョウと同じように林縁などの開けた環境によく見られる。氷河時代の生き残りと言うと珍しい種と思われるかもしれないが、関東では山よりのクリ畑などで飛んでいるのをよく見かける。日本海側の個体群は黒みが強くなる。
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