国産蝶類標本写真館
ミナミキチョウ
Eurema hecabe

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石垣島産 ♂ 表面 |
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石垣島産 ♂ 裏面 |
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石垣島産 ♂ 表面 |
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石垣島産 ♂ 裏面 |
分布:奄美大島以南の南西諸島。
生態:多化性でほぼ通年成虫が見られる。成虫は低山地の草原、渓流沿いの草地、道端の草地に多く、各種の花で吸蜜する。また、湿地や汚物にも集まり、集団で吸水することもある。
食草:マメ科のハマセンナ、モクセンナ、タガヤサン、ナンバンサイカチ、ネムノキなどの木本類。
2005年に本土に生息しているキチョウと奄美大島以南の南西諸島に分布しているキチョウは別種として正式に区分され、本土から南西諸島産をキタキチョウ、南西諸島産をキチョウ又はミナミキチョウと扱うようになった。キタキチョウと外見は良く似ているが、生態が全く異なるようだ。
南西諸島のキチョウが全てミナミキチョウとなった訳ではなく、南西諸島にもキタキチョウは分布している。似ている種のため同定には注意が必要。
キタキチョウでは、前翅翅表の縁毛は黄色なのに対し、本種では前翅翅表の縁毛に黒色と黄色が混ざること、裏面前翅の赤褐色紋は、一般的に本種の方が発達するなどの差異がある。
季節により特に前翅の黒帯の幅が変化し夏型は幅広くなるなど、季節変異、個体変異も大きい種のため、区別は難しい。
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