国産蝶類標本写真館
ハマヤマトシジミ
Zizeeria kursandra

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西表島産♂ 表面 |
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西表島産♂ 裏面 |
分布:八重山諸島(与那国島、西表島、石垣島、竹富島)、宮古島、沖縄本島、大東諸島。
生態:多化性で八重山諸島では2〜11月に記録がある。
成虫は海岸付近の食草の群生地周辺の荒地や草地に見られ、地上低く飛び、背丈の低い花に良く訪れる。
食草:ヒユ科のイヌビユ、ハリビユ、ホナガイヌビユ、アカザ科のアカザなど。
1990年前後までは八重山諸島や宮古島でも普通に生息していたが、環境の悪化等で現在は南北大東島でわずかに生息している。と言われているが、実際には八重山諸島や宮古島で現在も少ないながら棲息しているようだ。
小型の個体で他の種と混同されているのと、棲息地がかなり局地的になってしまったために見つけにくくなっているようだ。食草が群生している草地や荒地などの不安定な環境が少なくなっていることや、ヒメシルビヤシジミとの競争に負けてしまっているため分布が限られているようだ、一度いなくなった地域で、環境が回復すれば再び棲息することもあるため、弱々しい蝶に見えるが分布を広げる飛翔力は結構強いようだ。
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