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アンタエウスオオクワガタ
Dorcus antaeus
インド北東部、ネパール、ブータン、シッキム、ミャンマー、タイ北部、ベトナム北部、ラオス、中国南部、マレー半島など大陸部の東南アジアに広く分布している。
分布する地域により変異があり、ヒマラヤ系、東インド、西ミャンマー系、東ミャンマー、インドシナ系、マレー半島系に分かれるようだ。最も多く見る産地はタイ産だが、インド、ネパール産やマレー半島産、ミャンマー産なども良く入ってくるようになった。
飼育は良く知られているようにマット産みの傾向が強く、やや低温で飼育すると大型の個体で90mm近い個体が羽化することもある。
新成虫♂の比較
成虫の体は黒一色で艶がある。大型の個体は内歯が発達するが、小型の個体ではほとんど消失することもある。産地により少しずつ歯形などが異なり、マレー半島産は大顎が内側に曲がり、内歯が大きく発達する。
| インド産73mm | ネパール産77mm |
| ブータン産75mm | ミャンマー産73mm |
| マレー半島産75mm | マレー半島産75mm |
| ネパール産77mm | ミャンマー産73mm |
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