スズメガ標本写真館
クルマスズメ九州以北亜種
Ampelophaga
rubiginosa rubiginosa Bremer & Grey, 1853

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山梨県産 |
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分布:北海道、本州、四国、九州、対馬。
開張:80〜90mm。
生態:年1回、6月〜8月に見られる。成虫は樹林周辺などに見られ、夜間灯火に飛来する。
食草:ブドウ科のツタ、ノブドウ、エビヅル、ユキノシタ科のノリウツギ、マタタビ科のキウイ。
茶褐色で、前翅に太い筋模様があるスズメガ。背部中央には、頭部から腹端まで白色線が走っている。灯火によく飛来する。
前翅は茶色で濃茶色の帯がある。和名の車はこの模様を車に見立てたもの。屋久島産は前翅の車状の紋様が消え、一様に濃茶色になる。そのため別亜種にされるが、九州、対馬産にも同様の紋様が出る個体がある。
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