スズメガ標本写真館

オオシモフリスズメ

Langia zenzeroides nawai Rothschild & Jordan, 1903

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対馬産 
 
分布:本州、四国、九州、対馬。

開張:140〜160mm。

生態:年1回、3月中旬〜4月に見られる。成虫は樹林周辺に多く、夜行性で夜間灯火に飛来する。

食草:バラ科のウメ、アンズ、モモ、スモモ、ニワウメ、ソメイヨシノ。

 日本のスズメガでは最大級の大きさ。早春にだけ成虫の出現する変わったスズメガで,幼虫はウメ,スモモ,サクラなどおもに人為的に植えられた樹木の葉を食べる里山の蛾。幼虫は5月から6月に見られ、地表の落葉などの下で蛹化し越冬し、翌年の早春に羽化するする。口吻は退化して短い。