国産オサムシ標本写真館

マシケキンオサムシ
Megodontus kolbei mitsumasai

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分布:増毛山地。

生態:オオルリオサムシより分布が局地的で一般的に高山地や寒冷地に生息する。
 オオルリオサムシは8月の暑い時期は活動しなくなるが、アイヌキンオサムシはこの時期に見かけることが多くなる。成虫・幼虫ともに主食はカタツムリ。
後翅が退化しており飛ぶことができないため地域変異がみられ、多くの亜種に分かれている。

 オオルリとアイヌキンの違いは首の太さと長さだが、マシケキンオサムシと同所に分布しているキタオオルリはそっくりな色彩をしている。マシケキンオサムシは、他のアイヌキンオサムシよりも一回り大きい。
北海道増毛郡増毛町産 条痕異常の個体