国産オサムシ標本写真館

アルマンオサムシ
(ホソヒメクロオサムシ)
Leptocarabus harmandi harmandi

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分布:本州(両白山地以東)。

生態:成虫は山地の樹林帯に生息し、幼虫、成虫ともミミズや蛾の幼虫を食べる。越冬態は成虫で、朽ち木ので越冬することが多い。成虫は越冬後に交尾、産卵を行う。

 山地性の種で、標高の低い地域には分布しない。分布は連続していないため、山塊毎に亜種に分けられている。
 あまり個体数が多い種ではないようだが、自然度の高い森林のやや湿った環境を好む。本州中部では、標高600mくらいから見られるようになるが、分布の中心は1,000m以上の地域が多い。
新潟県産