国産オサムシ標本写真館

ヒメオサムシ
Carabus japonicus japonicus

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分布:
本州西部、四国、九州

生態:主に森林内の地表に住み、ミミズや小昆虫などを捕食する。後翅は退化していて飛ぶことができない。

 ヒメオサムシの原名亜種。本州西部から九州に分布している。
 体長 20〜32mm。体の背面は銅色または黒色。頭部背面は頸部まで点刻され、一般にしわが多い。
 亜種になっている島などの個体を除けば、ほとんどの個体は銅色の個体が多い。九州でも銅色の個体が多いが、九州北部の個体は黒色からやや緑がかった個体がほとんど。長崎周辺の個体も似たような色になるようだ。生息地の個体数は割りと多い。
福岡県北九州市産