国産オサムシ標本写真館

シマオサムシ
Carabus iwawakianus shima

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分布:
志摩半島

生態:主に森林内の地表に住み、ミミズや小昆虫などを捕食する。後翅は退化していて飛ぶことができない。

 イワワキオサムシの近志摩半島に分布する亜種。分布はやや局地的。
 体長 20〜26mm。従来からイワワキオサムシは基亜種と紀伊半島のキイオサムシに分けられていたが、1996年に分布域北東部のヌノビキオサムシ、室生山地のムロウオサムシと、図示した志摩半島のシマオサムシの3つの亜種が新しく記載された。
 志摩半島は、三重県の中東部に位置する半島で、北側を伊勢湾、東側を遠州灘、南側を熊野灘に面している。大部分が伊勢志摩国立公園に指定されている風光明媚な半島。
三重県伊勢市産