国産オサムシ標本写真館

クロカタビロオサムシ
Calosoma maximowiczi

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分布:北海道、本州、四国、九州。

生態:成虫は夏季に見られ、樹上で蛾の幼虫などを補食する。

 オサムシは後翅が退化し、飛べなくなってしまった種類が多いが、カタビロオサムシの仲間は飛ぶことが出来る。この種類も飛ぶことが出来るカタビロオサムシの仲間。
 主にブナ帯に生息し、ブナアオシャチホコの幼虫を主食としている。この蛾は数年おきに大発生するが、その際にクロカタビロオサムシも大発生する。本来は夜行性の種類だが、大発生の際は日中にも路上を歩行している個体を多数見かける。
福島県産