国産オサムシ標本写真館

ヒメオオルリオサムシ
Acoptolabrus gehinii manoianus

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分布:
北海道空知郡周辺

生態:主に山地帯に分布し、幼虫、成虫ともカタツムリが主食。越冬態は成虫で、成虫は越冬後に交尾、産卵を行う。6月が最盛期。まれに幼虫でも越冬することがある。

 オオルリオサムシの北海道中央部に分布している亜種。オオルリオサムシでは最も小型の個体群。
 ヒメオオルリの分布域は北海道のほぼ中央で、空知川と沙流川に挟まれたエリア。東限が狩勝峠〜日勝峠、西限が幾寅〜日高町で、オオルリオサムシの亜種の中でも分布域が非常に狭い。このヒメオオルリオサムシの分布している南部にはアラメオオルリオサムシ、西部には原亜種の富良野型が分布している。北部と東部はキタオオルリオサムシへの移行帯。


北海道南富良野町産