国産オサムシ標本写真館

ルイスオサムシ
Carabus lewisianus lewisianus

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分布:
本州の東京都西部(奥多摩の一部)・神奈川県西部〜静岡県東部(丹沢山地,箱根,富士および伊豆半島)

生態:山地性で主に森林内の地表に住み、ミミズや小昆虫などを捕食する。成虫越冬で、柔らかい朽木や土中で越冬する。

 ルイスオサムシの原名亜種。ルイスオサムシは本州の東京都西部から静岡県東部の狭い範囲に分布するオサムシ。平野部より山地の樹林帯を好み、生息地の個体数は割と多い。
 体長 18〜23mm。口ひげは暗色で,少なくとも一部は黒色を呈する。♂の触角の第 5 〜 7 節下面に無毛部は認められない。前脛節の内縁は中央部より基部側で角張る。前胸背板の側縁には3 〜 4 本の剛毛がある。陰茎の先端部は先端に向け徐々に狭まり,先端は丸みをおびる。 外縁の隆条は2 本で隆条間の凹みは溝状。上翅第 1 次間室の凹みは小さい。



静岡県産