国産オサムシ標本写真館

キタヤマトオサムシ
Carabus yamato takanonis

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分布:
北陸地方、飛騨高地から伊吹・養老山地を経て鈴鹿山脈北端

生態:主に低山地の森林内の地表に住み、ミミズや小昆虫などを捕食する。後翅は退化していて飛ぶことができない。

  体長17〜22mm。ヤマトオサムシの北陸地方、飛騨高地から伊吹・養老山地を経て鈴鹿山脈北端に分布する亜種。分布は局地的な傾向が強いが、生息地の個体数は割りと多い。
 長い間ヤマトオサは一種とされてきたが、2002年に新たに新亜種として4亜種が記載された。その新亜種の中の一亜種。主に夜行性。越冬態は成虫で、土中で越冬する。

福井県武生市産