外国産カブトムシ飼育方法
カブトムシと言えば日本では夏の樹液に集まる昆虫でおなじみの種類だ。子供の頃に雑木林でカブトムシを採集した経験がある方も多いと思う。日本のカブトムシの仲間というとコカブトやタイワンカブトなど黒い色の種類が多いが、外国のカブトムシは白、黄色や金属色を持つものや、角が3本の種類や5本の種類など、大型で見栄えのいい種類が多い。
以前は外国産のカブトムシは図鑑でしか見ることができない種類が多く、標本も高くて入手できなかった。しかし、カブトムシも輸入解禁種が多くなり海外から多くの種類が輸入されるようになり、憧れだったヘラクレスも簡単に入手できるようになった。飼育も盛んに行われているが、日本のカブトムシを飼育したことがある方でも、うまく育たなかったり小型の個体しか羽化しなかったりする。ちょっと気をつけて管理してやると、大型の個体が羽化したり、沢山の子供を残してくれることが多い。
ここで紹介する飼育方法は、私が実際に飼育してきた経験と、専門誌などに掲載された情報を合わせ、最も成功率が高いと思われる飼育方法を紹介してあります。種類ごとの飼育方法で書いてありますが、同じような飼育方法のものは同じような内容になっているものもあります。飼育方法が良く分からない種を飼育する場合は、近縁種を参考にしていただければ、大体の種は飼育できるはずです。飼育している環境が違うと飼育方法も違ってきますが、飼育する種類の環境を工夫することによりうまくいくことが多いので、参考にしていただき勇壮なカブトムシの飼育を楽しんでいただければ幸いです。
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