国産甲虫標本写真館
ツシマヒラタシデムシ原名亜種
Eusilph jakowlewi jakowlewi Semenov, 1891

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長崎県対馬産♂ |
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ツシマヒラタシデムシとオオヒラタシデムシの区別点 |
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ツシマヒラタシデムシ長崎県対馬産♂ |
オオヒラタシデムシ 千葉県市原市産♂ |
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ツシマヒラタシデムシ長崎県対馬産♂ 触角 |
オオヒラタシデムシ 千葉県市原市産♂ 触角 |
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対馬にはオオヒラタシデムシは分布しない。ヒラタシデムシも分布しないので対馬に分布するヒラタシデムシはツシマヒラタシデムシだけになる。
オオヒラタシデムシとヒラタシデムシの区別点として先端第5節が膨大することが特徴として挙げられるが、画像でもわかるように肉眼で見て簡単に区別できる点では無い様だ。
それより体の質感、青みがかかった上翅の色の方がわかりやすい区別点になりそうだ。 |
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分布:対馬
体長:17〜23mm
雌雄の区別;♂は前符節が広く,翅端がまるい.♀は前符節が細く,翅端が突出する。
生態:平地から山地まで見られる。生態はオオヒラタシデムシとほぼ同様で、生き物の死骸やゴミ溜めに集まる。主食はミミズのようだ。
オオヒラタシデムシに似ているが、体がやや短大、体下の青みがやや強く、触角は先端第5節が膨大する。
対馬にオオヒラタシデムシは分布しないので、対馬で採集されるヒラタシデムシはツシマヒラタシデムシだけ。
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