アマミシカクワガタ
Rhaetulus recticornis
奄美大島、徳之島に分布する。体は艶消しの黒色で、大型の♂は鹿のような角を持つ。♂♀とも前胸背の側縁部がギザギザになり、他の種と区別がつく。
生息地ではやや山地性で、生息地はやや局地的になる。トラップに来ることがあるが、野外産は小型の個体が多く、30mm台までの個体が多い。生息地が局地的で、小型の個体が多いのは対馬のチョウセンヒラタクワガタとよく似ていて面白い。チョウセンヒラタクワガタも灯火には集まらないが、この種も灯火にはほとんど来ない。移動は歩行が主なのだろう。
飼育は気難しい個体が多く、成熟まで少し時間がかかる。飼育方法はこちら(
飼育方法アマミシカクワガタ)を参考にしてください。
新成虫♂の比較
成虫の体の色は艶消しの黒だが、大顎は体の大きさによって発達に差がある。大型になると上に湾曲した大顎は先端で下に曲がり、鹿の角のようになる。小型の個体から大型の個体までの各サイズの個体をご覧ください。
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