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オーベルチュールクロツヤシカクワガタ
Pseudorhatus oberthueri
ベトナムに分布するクロツヤシカクワガタの仲間で、体の表面の艶はこの種が一番強い。
上翅は赤みを帯び、足の付け根も赤くなる。長い間稀種とされ、日本にはほとんど入ってこなかったが、近年になって輸入されるようになった。あまり高くない山地帯に分布しているようで、６〜７月に発生するようだ。
飼育は他のクロツヤシカクワガタに比べ難しく、産卵せずに死亡する個体が多い。習性は他の仲間と同じように、軟らかめの朽ち木の表面から、マットの境目あたりに産卵する。
新成虫♂の比較
成虫の体には強い艶があり、上翅は赤みを帯びる。大顎の形はチュウゴククロツヤシカクワガタとほとんど変わらないが、サイズは小さめになるようだ。
| ♂42mm | ♂42mm |
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